会社沿革

1930年   6月武山宇三郎とその子息準一3兄弟にて名古屋市熱田区新尾頭町に武山鋳造所を創立
1943年 12月可鍛部を分離(現在の中央可鍛工業株式会社)
1950年 12月組織を改組し武山鋳造株式会社を設立
1955年 11月通商産業省より強靭鋳鉄育成工場の第一次指定を受ける
1973年   2月熊本工場の操業開始
1974年   8月本社工場/フラン自硬性鋳型法を導入
1979年   5月日本強靭鋳鉄協会より技術賞受賞(フラン自硬性鋳型法の実用化)
1984年   1月熊本工場/AMF-055自動造型ラインを設置
1985年   1月本社工場/機械加工事業の操業開始
1996年   9月熊本工場/AMF-09自動造型ラインを設置
2002年   8月本社工場/デファレンシャルケース量産加工ラインの増設
9月ISO9001認証取得
2003年   1月熊本工場/コージェネレーションシステム設置
2004年   2月ISO14001認証取得
5月日本鋳造技術協会より経営改善受賞(大型鋳物解枠工程の環境改善)
2006年 10月熊本工場/高周波炉増設ならびに仕上工場増設
2007年   5月日本鋳造工学会より網谷賞受賞(フォークリフト用アクスルブラケットの品質向上)
2009年 10月本社工場/機械加工専用工場として再構築
2013年   5月新幹線 空冷ブレーキ部品の量産開始
2016年   4月熊本地震(最大震度7)により被災(12日後復旧)
9月熊本工場 高効率溶解炉稼働開始(3t 2基)震災後全面復旧
10月戦略的基盤技術高度化支援事業開始
2017年 12月熊本工場 耐震補強工事完了
2019年   4月中央可鍛工業株式会社ならびに株式会社豊田自動織機との資本提携により、
中央可鍛工業株式会社の連結子会社となる
4月資本金3億6千万円へ増資

武山鋳造 行動憲章

 ~社会の信頼と共感を得るために~

企業は、公正な競争を通じて利潤を追求するという経済的主体であると同時に、広く社会にとって有用な存在であり続けなければなりません。
そのため私達は、次の6原則に基づき、国の内外を問わず、人権を尊重し、関係法令、国際ルールおよびその精神を遵守するとともに、社会的良識をもって、持続可能な社会の創造に向けて自主的に行動します。

  1. 社会的に有用な製品・サービスを安全性や個人情報・顧客情報の保護に十分配慮して開発、提供し、消費者・顧客の満足と信頼を獲得します。
  2. 公正、透明、自由な競争ならびに適正な取引を行います。また、政治、行政との健全かつ正常な関係を保ちます。
  3. 従業員の多様性、人格、個性を尊重するとともに、安全で働きやすい環境を確保し、ゆとりと豊かさを実現します。
  4. 環境問題への取り組みは人類共通の課題であり、企業の存在と活動に必須の要件であることを認識し、自主的、積極的に行動します。
  5. 経営トップは、本憲章の精神の実現が自らの役割であることを認識し、率先垂範の上、社内に徹底するとともに、グループ企業や取引先に周知徹底します。また、社内外の声を常時把握し、実効ある社内体制の整備を行うとともに、企業倫理の徹底を図ります。
  6. 本憲章に反するような事態が発生したときには、経営トップ自らが問題解決にあたる姿勢を内外に明らかにし、原因究明、再発防止に努めます。また、社会への迅速かつ的確な情報の公開と説明責任を遂行し、権限と責任を明確にした上、自らを含めて厳正な処分を行います。

品質・環境

2002年9月にISO9001、2004年2月にISO14001の認証を取得しました。これら二つの認証取得を品質保証活動、環境改善活動の新たなスタートと認識し、顧客満足度の向上をめざした品質管理、省エネルギー、環境負荷物質の低減を積極的、継続的にを進め、お客様や地域に愛される企業をめざして参ります。

技術革新・人材育成

創業以来、鋳造工程において積極的に新技術の導入を行い、多方面から高い評価を得て参りました。近年では大型鋳物の解枠行程の環境改善で日本鋳造技術協会より経営改善賞、またフォークリフト部品の品質向上で日本鋳造工学会より網谷賞を受賞しております。また、これらの活動を通じて社員ひとり一人が自己責任の下に個性と能力を発揮できることをめざしています。